ダイの大冒険色々公開記念! 歴代ドラクエの名曲10選!

ダイの大冒険色々公開記念! 歴代ドラクエの名曲10選!

名曲揃いのゲーム音楽 ドラゴンクエストの音楽プレイリスト

皆さんは『ダイの大冒険』という漫画・アニメを知っていますか?
あの有名なRPGゲーム・ドラゴンクエストをモチーフにした作品で、週間少年ジャンプの人気作品の一つでした!
年代的には今の30代以上の方々がリアルタイムで見ていたと古い作品ですが、なんとダイの大冒険が2020年復活します。
アニメは2020年10月にテレビ東京系で放送開始。合わせてゲームもアプリ・アミューズメント危機・コンシューマーでそれぞれ別ゲームのリリースが決定しています。

そんなダイの大冒険の復活を記念して、歴代のドラクエからおすすめの音楽をチョイス。数ある名曲の中から10曲を選びました。曲のレビューと一緒にドラクエ作品の思い出も書いていきます。番外編も数曲用意しましたのでお楽しみください!


1.ドラゴンクエスト全シリーズ / 序曲

ドラゴンクエストといったらこの曲は外せません! ドラクエ全シリーズのオープニングで使用されている『序曲』です。
1986年にドラゴンクエスト1が発売され、シリーズ誕生から30周年を迎えたドラクエのオープニングを飾ってきた曲で、動画のようにオーケストラで演奏されるまでの神曲になりました。もはや日本を代表する音楽のひとつと言っていいでしょう。

有名な話ですが、ドラゴンクエストの音楽を作曲しているすぎやまこういちは、この『序曲』をたった5分で考え付いた話しており、一説ではトイレの中で浮かんだという話も。トイレの話が本当かはさておき、すぎやまこういちは『序曲』に関して「5分+54年で出来た」と言っています。今までの経験があったからこそ、5分で生みだすことが出来た。天才だからこそ生み出せた名曲です!


2.ドラゴンクエスト1 / 洞窟

ドラゴンクエストはこの作品からスタートしました。ドラクエ1の洞窟の音楽です。
ドラクエ1は光の玉を竜王に奪われ、闇の世界に染まろうとしているアレフガルドを、伝説の勇者ロトの血を引く子孫(主人公)がアレフガルドに平和をもたらすために竜王討伐に行くというストーリー。
ロトの装備を集めながら、さらわれたローラ姫の救出に進み、見事竜王を打ち倒すのですが、その間に探索することになる洞窟の音楽がこの曲です。

ドラクエ1の洞窟は今は亡き「レミーラ」という呪文か、道具で松明をわざわざ使わないと真っ暗で進めないという妙にリアルな設計。この曲のすごいところは、まず2音だけで作られていることと、階を下がるにつれて音楽のテンポや音色が変わり、奥深くまで進んでいることを音で表現しているところです。

筆者は兄がプレイしているのを横で見ていたのですが、怖くて固まりながら見てたのを思い出します。

竜王の誘いにのって、世界の半分をもらわないようにしましょう。
ローラ姫もちゃんと助けましょう。

この曲はファミコン版のピコピコ音で聴くのが1番おすすめです!


3.ドラゴンクエスト2 / 果てしなき世界

続いてはドラゴンクエスト2から『果てしなき世界』です。
ドラクエ2は前作のドラクエ1の続編で、邪神を復活させ世界を滅ぼそうとしている大神官ハーゴンを、ロトの子孫が討伐に行くストーリー。メインシステムとして、ローレシア王子、サマルトリア王子、ムーンブルク王女の3人で旅をする、パーティー制が導入されました。この『果てしなき世界』は、3人目のムーンブルクの王女が仲間になるとフィールドの音楽として流れます。
ムーンペタを出た瞬間、この音楽が流れたときの感動って言ったらないですよね。これから本当の冒険が始まるんだ! という高揚感がたまりません。これをたった3音で作り上げるテクニックも神業です。

ドラクエ2といえば、ロンダルキアの洞窟の難易度が有名ですね。洞窟を抜けても回復スポットの祠につくまで油断はできません。「祠につくまでがロンダルキアの洞窟」とはよく言ったもので、多くのプレイヤーを失意の底に落としました。

ちなみにリメイク版では、サマルトリア王子が呪いでパーティーを離脱をするイベントがあるのですが、そのまま2人でクリアすることも可能です。その場合サマルトリア王子から悲しい言葉が発せられます。さらにシカトして城に戻ると、かわいそすぎる展開になりますので、ちゃんと3人で『果てしなき世界』を聴きながら、世界を救ってください!


4.ドラクエ3 / 勇者の挑戦

これは必ず入るでしょう。ドラゴンクエスト3から『勇者の挑戦』です。
ドラクエ3は、ドラクエ1、2より後の作品になりますが、ストーリーは1、2よりも前の話しになります。そう、ドラクエ3は勇者ロト誕生までの物語を描いた作品です。父親オルテガの意思を継ぎ、打倒バラモスの旅に出る勇者(主人公)。長い旅路の末、魔王バラモスを倒しますが、その背後には大魔王ゾーマの存在が。なんとバラモスはゾーマの部下の1人に過ぎないという。地下世界のアレフガルドに赴き、ゾーマを討伐に向かう勇者一行。そして、たどり着いたゾーマとの対決でこの『勇者の挑戦』がかかります。

ドラクエのラスボス音楽の中でトップクラスの人気を持つ曲ですし、シリーズ全体を見ても神曲の部類です。7月末に発売されたドラクエ11でも、とある重要場面で使用されています。それだけドラクエにおいて格式の高い曲ということでしょう。
ファミコン版、スーファミ版、オーケストラ、どれも味がありますが、今回はファミコン版を紹介します。


4.ドラクエ4 / ジプシーダンス

名曲の宝庫、ドラゴンクエスト4から『ジプシー・ダンス』です。
ドラクエ4は天空シリーズの1作目で、勇者と導かれし者たちが集結し、魔族の王デスピサロを倒すというストーリーなのですが、少し考えさせられる内容になっています。ラスボスのデスピサロは、勇者の故郷を滅ぼした憎き相手なのですが、デスピサロにも人間を滅ぼす理由がちゃんとあって、敵にも戦う理由があるというのを提示したストーリーでした。

ドラクエ4は5章仕立てのオムニバス形式になっていて、仲間の旅立ちを描いたストーリーをプレイしてから、5章で勇者を動かすことになります。冒険の書を作って勇者の名前を入力したのに、いきなりピンク色のライアンと呼ばれるおっさんが出てきてびっくりしたプレイヤーも多かったはず。今回紹介する『ジプシー・ダンス』は4章の「モンバーバラの姉妹」の戦闘曲で使われています。
踊り子・マーニャの情熱的な部分と占い師・ミネアのエキゾチックな部分がよく曲に現れている名曲です。ちなみにマーニャダンスと銘打たれて「踊ってみた」の振付も公式で用意され、踊り手たちにも動画投稿されています。

ドラクエ11でもベロニカ&セーニャの姉妹が登場しますが、どことなく性格もマーニャ&ミネアに似ている部分があって、ドラクエ4の経験者はニヤリとしたのではないでしょうか。


6.ドラクエ5 / 愛の旋律

ドラクエ史上最も悩ましい選択を迫られるドラゴンクエスト5から『愛の旋律』です。
ドラクエ5はドラクエ4の続編で天空シリーズになります。父親パパスと一緒に母親探しの旅を続ける中、父の死、奴隷生活、8年の石像生活など、ドラクエ歴代主人公の中でもっとも辛い人生を歩んだと言っても過言ではありません。親、自分、子供の3代にわたる長い旅ですが、もっとも重要のイベントがあります。そう、結婚です。

幼馴染のビアンカと伝説の武具を持つ富豪の娘フローラ、この2人から生涯の伴侶を決めなければいけません。一度結婚すればやり直しは効きませんし、子供のビジュアルにも大きく響きます。今もビアンカとフローラ(DS版ではデボラも参戦)どっちがいいかの論争はファンの間で終わることはありません。そんな重要な結婚を決める前夜にかかる曲が『愛の旋律』なのです。

感情移入してしまうシーンですし、真剣に悩んだプレイヤーも多いはず。その分この曲は印象に残ってるのではないでしょうか。夜風にあたりながらそれぞれの感情がそよぐ感じが伝わる名曲です。

余談ですが、筆者はフローラ派でした。別にベホイミやイオナズン、お金や水の羽衣に目がくらんだわけではありません。ビアンカと結婚すると、フローラは幼馴染のアンディと結婚してみんな幸せに見えますが、育ての父親ダンカンが山奥の村でひとり寂しく暮らすことになるんです。フローラと結婚すれば、ひとりぼっちになる人は出ないのでフローラを選んでました。せめて、エンディングでグランバニア城に父親を呼んでいればビアンカ一択でしたけどね。ゲームでこんなに真剣にキャラクターのことを考えられるのもドラクエの魅力です。


7.ドラクエ6 / 敢然と立ち向かう

こちらも神曲の宝庫、ドラゴンクエスト6から『敢然と立ち向かう』です。
ドラクエ6は天空シリーズの最終作になりますが、ストーリー自体はドラクエ4、5よりも前の話で、どうやって天空城が出来たのかというのが分かります。主人公は夢の世界(上)と現実の世界(下)を行き来しながら、魔王の手先を倒し、封印された施設を復活させ物語の真相に迫っていく内容なのですが、旅のキッカケは打倒魔王ムドーです。
この『敢然と立ち向かう』はムドーの城に突入するときと真ムドー戦でかかるBGMになっていて、神展開で流れる神曲としてドラクエファンに高評価を得ています。やっとムドーと戦えるという気持ちと緊迫感を煽る音が絶妙です。

ドラゴンクエストのキャラクターデザインを鳥山明が担当していることは周知の事実だと思います。鳥山明といえばドラゴンボールが代表作ですよね。実はドラクエ6の登場人物はドラゴンボールに出てくるキャラクターに似ているという話がドラクエファンの間で話題になっています。以下まとめました。

主人公→孫悟飯(青年)
ハッサン→人造人間16号
ミレーユ→人造人間18号
バーバラ→ブルマ(初期)
チャモロ→クリリン
テリー→トランクス

どうでしょうか? 無理矢理っぽいキャラクターもいますが、フォルムは何となく似ているかもしれませんね。ドラクエはキャラクターも魅力的です。


8.ドラクエ8 / おおぞらをとぶ

これまた名曲が多い、ドラゴンクエスト8から『おおぞらをとぶ』です。
ドラクエ8は主人公が仕えていたトロデーン城が、道化師ドルマゲスによって封印された杖の力で、城に茨の呪いをかけたことから始まります。魔物の姿に変えられたトロデーン王のトロデ、馬の姿に変えられた姫のミーティアを連れて、仲間と一緒に打倒ドルマゲスの旅を続ける主人公。ドルマゲスを倒しても、杖は新たな宿主を転々とし、ついに暗黒神ラプソーンが復活。ラプソーンを倒すために、神鳥の力を借りなければいけない主人公たちは、神鳥レティスを味方につけ、大空でラスボスのラプソーンと戦います。その、レティスの乗っているときの音楽が『おおぞらをとぶ』です。

この神々しいものに乗っているという神聖さと大空を駆け巡る情景が浮かぶサウンドが素晴らしいですね。実はこの曲、ドラクエ3に登場するラーミアに乗るときの曲なので、リメイクになります。かなり名曲なのですが、ドラクエ3のラーミアはバラモス城と竜の女王の城に行くくらいしか活躍の場がなく、あまり曲を聴く時間はありません。ドラクエ8でやっとまともにプレイ中に音楽をたっぷり聴けるようになりました。

ドラクエ8はドラクエ初の3Dを取り入れて、世界観が一気に変わった作品なので、音楽と広い世界がマッチしています。そのため名曲が多いのでしょう。


9.ドラクエ4 / 武器商人トルネコ ヒャダインアレンジ

ここからは番外編に移ります。まず最初はドラクエ4から、『武器商人トルネコ』 のヒャダインアレンジです。
あの有名作家のヒャダインが、まだ今程有名になる前にニコニコ動画やYouTubeに作品を投稿していたものです。ドラクエ4のネタキャラ・・・ではなく導かれし者たちの1人、トルネコのフィールド曲に歌詞と絵を付け、編曲にアレンジを入れた作品なのですが、ドラクエ4をプレイしたことある人なら爆笑必至の動画です。トルネコの軌跡を見事に表現した世界観は天才といえるでしょう。

にしてもプレイしてるときはこんな風に見えてなかったのですが、いざ現代風に当てはめると結構悪い事してますね。向かいの武器屋で買った正義のそろばんを嫁に割り増し価格で販売させたり、嫁にもらった愛妻弁当をすぐに店の売り物にしたり、ツッコミどころ満載なストーリーだったなと思い出させてくれます。

ヒャダインは他にもドラクエ4の音楽をアレンジした動画を投稿しているので、ぜひ見てください!


10.ダイの大冒険 / 勇者よ急げ!!

最後はかなり変化球の番外物を紹介します。アニメ・ダイの大冒険から『勇者よ急げ!!』です。
ダイの大冒険は堀井雄二が監修に入った、ドラゴンクエストの世界観をオマージュした作品で、少年ジャンプで連載。人気作品だったので後にアニメ化し、アニメのBGMには多くのドラクエ音楽が使用されました。ドラクエの世界観をオマージュしていますが、ストーリーは完全オリジナルで、技や呪文などもゲームには存在しないものが多数存在。中にはギガスラッシュやギガブレイク、メドローアなど、後のドラクエシリーズに登場したり、ちょっとしたつながりもあります。「星のドラゴンクエスト」ではついにコラボ企画でゲーム進出しました。

そして、この『勇者よ急げ!!』は、アニメのオープニングに起用された曲です。勇者とはこうだ! というのを歌っているのですが、筆者が印象的な個所は、最後の「走れ!走れ!走れ! 進め!進め!進め! 急げーーー ジャン!」の部分。そんなに急ぐ必要ある? ドラクエの勇者って他人の家のタンス開けたり、壺やタルを割ったり、寄り道してるような気が・・・ということも思いつつ、疾走感とパワーのある曲だなと思いれもあります。

遅刻しそうな時とかに聴くと、素早さが上がっていいかもしれません。


日本を代表するRPGゲームのドラゴンクエスト。30周年過ぎた今も全世代に愛されるゲームとして日本国民だけでなく世界にも愛されているシリーズです。ナンバリングの最新作ドラゴンクエスト11も過去最高の出来と言われるほど好評を博しています。

ダイの大冒険のアニメ&ゲームも楽しみですね!

そんなドラクエを支える音楽にも注目して聴いてみてください!