ゲイのプロレスファンが見た KOPW2020全試合レポート

ゲイのプロレスファンが見た KOPW2020全試合レポート

オカダカズチカ提唱の新タイトル”KOPW2020″がついに始動! 記念すべき初代チャンピオンに輝いたのは?!

どーもぉ! ゲイのコラムニストでプロレスファンののざたつですっ!
8月26日に後楽園ホールで新日本プロレスの興行『SUMMER STRUGGLE2020』が開催されました!

本大会の注目マッチは、オカダカズチカ選手が提唱した新タイトル”KOPW2020“の試合でしたね。
同タイトルは、今までのタイトルとはかなーり毛色が異なっておりまして

・タイトルであるがベルトはない
・2020年でタイトルは終了(2021年は”KOPW2021″として始動予定)
・対戦形式をファン投票で決定(ルールは参加選手が提案)

といった、特徴になっています。

新日本プロレスは昔から存在する団体で、格闘技色も強く、老舗ならではのストロングなプロレスをしている。というのがあたしのイメージだったんだけど、このどんな試合形式で対決になるのかわからない! という点は、新日本プロレスのブランドを考えたらかなり斬新な試みだと思ったわ。

ここら辺はWWEを意識している部分もあるのかもしれないですね。WWEは昔から様々な試合形式がありましたから。

雑談はこの辺にしといて、あたしが新日本プロレスワールドで自宅観戦したレポートを記載します。
初戦を制して、8月29日開催の神宮球場ビッグマッチの決勝戦に進むのは?
そして、決勝戦を4WAYマッチを制して、、初代タイトル保持者になるのは誰なのか?


 時間無制限1本勝負
「KOPW 2020」1回戦 必殺技禁止マッチ
●小島聡 (14分13秒 反則) ○エル・デスペラード

小島選手はラリアット禁止。デスペラード選手はピンチェロコ禁止という必殺技禁止ルールで行われた本試合。
実は、タイトル提唱者のオカダカズチカ選手は、このルールが一番面白いかもと話すほど、異色かつ注目されていた一戦でした。

このルール、小島選手の方が断然不利ですよね。
ラリアットって決め技だけじゃなくて、繋ぎやカウンターにも使うから、体に染み付いた攻防を封じられたようなもんですよ。

現に、試合途中の相討ちで小島選手がラリアットもどき? なカウンターをしてしまって、レフリーも小島選手も「やっちまった?!」って顔をしてました(笑)

試合はデスペラード選手が優位に進めてましたが、やはり一発の技の重さは小島選手の方が勝っているので、ラリアット以外の必殺技フルコースで追い詰めます。
コジMAXホールドをきめて、デスペラード選手がタップしてましたが、レフリーがダウンしていたので勝利につながらず、その後デスペラード選手の「今ならレフリー見てないぞ! ラリアットしてこいよ」という挑発に乗ってしまい、剛腕ラリアットを炸裂。
目の前で目覚めたレフリーに見られてしまい、そのまま試合終了のゴング。反則でデスペラード選手が勝ちました!

これがKOPW2020の試合かぁ〜! っていうのがわかるお手本みたいな試合でしたね。
負けましたけど、小島選手がラリアットを使っちゃう??っていうハラハラ感が、この試合を作っていたと思うので、いい仕事をしていたと思います。


時間無制限1本勝負
「KOPW 2020」1回戦 ピンフォール2カウントマッチ
○矢野通 (4分44秒 片エビ型め) BUSHI

あたし的に、矢野選手はこのKOPW2020の趣向にマッチした選手だと思っていたので、勝つとは思ってましたが、期待通りの勝利でしたね(笑)
2カウントマッチは、あたしの記憶だと女子プロレスのJWPが昔よくやっていたイメージがあるけれど、新日本プロレスで見るのは初めてでした。その為か新鮮でしたね。

矢野選手の口撃とコメディ混じりのラフファイトでBUSHI選手は終始ペースを握られていたと思います。
矢野選手が、場外戦で相手の両足をテープで縛りつけようとしましたが、逆に自分が縛られて絶体絶命の危機に。BUSHI選手も勝ち確だと思ったのか、追い詰められたネズミ化した矢野選手にトドメを刺そうとラ・マヒストラルをかけますが、そこを切り返されてしまい、逆に矢野選手に3カウントを取られてしまいました。

これはBUSHI選手が完全に油断したせいで負けましたね。いや、矢野選手がBUSHI選手の油断を狙って、わざと両足を縛られるように流れを持っていったのが真実かもしれません。

最後に両足を縛られたまま帰っていく矢野選手の姿が面白かったです(笑)


時間無制限1本勝負
「KOPW 2020」1回戦 サブミッションマッチ
●SHO  (19分37秒 足4の字固め)  ○SANADA

SHO選手とSANADA選手はNJCでシングル対決をしていて、そのリベンジマッチでした。
この試合だけお互いの希望試合形式がマッチしたため、ファン投票での決定はなかったみたいです。

SHO選手はNJCでSANADA選手にギブアップ負けをしているので、その雪辱を晴らすために、サブミッションマッチを提案したようで、自身のポッドキャストの「しびれない話」によると、ギブアップ負けは3カウントで負けるより悔しいとのこと。SANADA戦はファンが思っている以上に心残りだったんだと思います。

サブミッションマッチなので、関節の取り合いが多めでしたね。(当然かw)
個人的に面白いと思ったのは、SHO選手は新日本プロレスの生え抜き選手、SANADA選手は全日本プロレスで育った選手ということで、かつての2大メジャー団体で育った選手達のグラウンドの攻防が見られました。どういう違いがあるんだろう? どっちが上手いんだろう? という目線で見られましたね。

試合はSHO選手がペースを握って攻めていました。SHO選手は相方のYOH選手が怪我で欠場しているので、現在はシングル路線を進んでいますが、これが良い意味でSHO選手を成長させていると思います。
実際にこの試合も、SANADA選手に勝つんじゃないかな? っていう展開もありましたね。
ただ、SANADA選手もここで負けるわけにはいきません。ドラゴンスクリューを筆頭にSHO選手の膝を攻め立てて勝機を狙います。最後はラウンディングボディプレスから足4の字固めでギブアップ勝利しました!

再度触れますが、SHO選手の成長が素晴らしいですね。新日本も今年はSHO選手に頑張ってもらいたいという想いがあるのか、マッチメイクでも推されているように見えます。
今後の活躍に目が離せない選手ですね。

ゲイ的には二人ともカッコ良くて好きです(爆)


時間無制限1本勝負
「KOPW 2020」1回戦 1vs3ハンディキャップマッチ
○オカダカズチカ (15分26秒 変型コブラクラッチ) 邪道・○外道・高橋裕二郎

KOPW2020の提唱者であるオカダカズチカ選手の登場なのですが、相手の様子がおかしいです。
当初は高橋選手とのシングルでしたが、オカダ選手の提案ルールがハンディキャップマッチだったので、急遽1対3のハンディキャップマッチに。邪道&外道が加わって、オカダ選手が完全不利な状態になりました。

これが、高橋選手側のルールなら、悪いことするなぁと思いますが、これはオカダ選手の提案ルールです。意味を汲み取れば、「お前らなんて3人束になってきても勝てる」という余裕の表れですよね。
これには高橋選手も「なめてんのか!!」ということで、かなりお怒りモードでした!

試合は、オカダ選手が3人の攻撃に耐える展開が続きます。蹴散らしても次、蹴散らしてもまた次といった感じで攻撃が続き、場外に落とされてはレザーベルトで引っ叩かれるなど、相手のラフファイトに苦しめられることに。
3選手の連携や大技を立て続けにくらうも2.9で返し続けるオカダ選手。この日はレインメーカーを出しませんでしたが、レインメーカーを超える? 新技として最近よく使っている変形コブラツイストで一発逆転を狙います。

あたしはジリジリ追い詰める関節技より、ドカーンと一発決める大技の方が好きなので、レインメーカーで決めて欲しかったのですが、見ていてこの技便利だと思いました。

技の形状の関係上、周りがよく見える&相手に技をかけながら移動と攻撃ができるので、乱入者やタッグチームのカットを迎撃できるんですね。ベビーフェイスはヒールにあの手この手でやられることが多いですから、その為の技なんじゃないかと思うくらいよく考えられた決め技だなと思いました。

試合はオカダ選手のツームストンパイルドライバーから変形コブラクラッチで、外道選手からギブアップ勝ち!

これで8月29日に神宮球場で開催される決勝戦に出場する4選手が出揃いました!

決勝戦以下に続きます↓↓


時間無制限1本勝負
「KOPW 2020」決勝戦 4WAYマッチ
●オカダカズチカ VS エル・デスペラード VS ○矢野通 VS SANADA
(7分01秒  横入り式エビ固め)

ついに初代王者が決まるKOPW2020!
決勝戦に名を連ねたのはオカダカズチカ(CHAOS)、エル・デスペラード(鈴木軍)、矢野通(CHAOS)、SANADA(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)の4名。
シングルの実績でいえば、オカダ選手が一番強いし優勝候補筆頭ですが、今回は4WAYマッチです。展開次第では誰が勝利してもおかしくない状況なので、そこが面白いところでしたね!

試合内容に関しては、テレビ放送などもあると思うので、サラッと書きますが
CHAOSの矢野選手とオカダ選手が共闘したり裏切ったり、そこにSANADA選手とデスペラード選手が巻き込まれるといった感じでしたね。
最後は、デスペラード選手を変形コブラクラッチで仕留めようとしていたオカダ選手を矢野選手が金的攻撃からスクールボーイで丸め込みで3カウント!

矢野選手がオカダカズチカ選手から3カウントをとったのは初めてなんじゃないでしょうか?(違ってたらごめんなさい) そして、7分という短い時間でオカダ選手が3カウントを取られたのも看板選手になってからは初だったんじゃないかと思います。

それくらい衝撃的な結果でしたし、矢野選手のクレバーな部分が光った試合でしたね。

KOPW2020といえば、KOPWはなんの略なのか? というのも話題になっていました。1回戦が行われた後楽園ホールでは「くせものオブプロレスリング」とか「キングオブプロレスリング」という言葉が、オカダカズチカ選手から出ていましたが、決勝戦の決まり手のおかげ(せいで)「金的オブプロレスリング」の略称になってしまうのではないかという懸念も出てきました(笑)
そこは、今後の矢野選手の試合運び次第ですね!

矢野選手が今後どういう試合をするのかというファン予想が、矢野選手のYouTubeチャンネルの配信で話されていました。矢野選手がコメント返しをたくさんしてますので、こちらもご覧ください^^


KOPW2020は最初の王者で方向性が変わると思う

試合内容に触れたところで、あたしが思うKOPW2020の今後を書きたいと思います。
小見出しでも書いてますが、KOPW2020は最初に王者になった人で方向性が決まると思っていました。

対戦ルールを選手が提案しファンが投票で決定するKOPW。
今回は矢野選手が初代王者になったわけですが、矢野選手といえばコミカル路線の印象が強いですよね。
なので、KOPW2020は、かなり幅広い試合形式を採用できるタイトルになったと思います。くだらないものからシリアスなものまで、挑戦者もトップ戦線にいる選手だけじゃなくて、ヤングライオンからメイン戦線に絡んでない選手も挑戦できるようになったのではないでしょうか?

さらに、方向性が定まってなかったり、不調が続いている選手が、何らかの才能を開花させるキッカケになる。そんな試合ができる可能性も秘めているんじゃないかと思いますね。

もし、矢野選手じゃなくて、オカダカズチカ選手かSANADA選手が勝っていた場合はどうでしょう?
この二人は、ヘビー級のトップ戦線で争うクラスの選手ですので、KOPW2020は敷居の高いタイトルになっていたかもしれません、トップ戦線にからむ選手達がちょっと変わった試合形式で戦う。それこそWWEのマッチメイクみたいなものが行われるタイトルとして利用されていたと思います。

どっちにしても、新日本プロレスにとっては、新しい風になること間違いないので、今後のタイトル戦に注目したいですね!

 

Text&EDIT_NOZATATSU


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